KUROZOME
REWEAR
FROM KYOTO

KUROZOME REWEAR FROM KYOTO

JOURNAL

世界一の黒への挑戦
黒染めの歴史
京都紋付は、日本の伝統的な正装である黒紋付だけを、100年間染め続けてまいりました。
ただひたすら世界一の黒を求め、黒を一層深みのある黒へと。
「体を切ったら、黒い血が出てくるかもしれん。」
先代荒川忠夫のこの言葉が、京都紋付の黒へのこだわりを如実に表しているかもしれません。
黒染めの従来の技術では、深みのある色を出すために何度も下染めを繰り返し、色を重ねていく必要がありました。
大量の染料を使い、多くの手間がかかった黒染めの生地は非常に高価なものでした。
現在では、経験と勘をデータに置き換えて、当社独自の反応染料と深黒加工で、世界水準の究極の黒を完成させています。
京都紋付は、文字通り紋付という独特な着物の世界に歴史を刻んでまいりました。
その意味において、和の黒の第一人者であることを私たちは永遠に使命にしていかなければならないと考えております。
それは同時に歌舞伎役者や舞妓の衣装も染めている京黒紋付染めという伝統産業を未来に継承していくことでもあります。
京都紋付の心の底辺にある“和”に還る精神は永遠のテーマであり、昔ながらの技術と現代との融合を考え、未来に和の黒を継承していきたいと考えております。
歴史

1915年
1969年
1978年
1989年
1996年
2001年


2013年

2020年
初代荒川金之介により荒川染工場として現在の地に創業。
2代目荒川忠夫により株式会社京都紋付を設立。
黒染業界において画期的な濃色染めを考案‘純黒’として発表。
昭和天皇大嘗際における装束「小忌染」製作の御下命を賜り、再現製作する。
4代目として現社長荒川徹が就任。
黒染め(アパレル)の研究開発を開始。約半年後、洋装業界では他に例を見ない深い色合いの黒染めを開発。「深黒」と命名、『御黒染司』の商標を登録。
その後、国内、国外問わず、様々なアパレルブランドの黒染加工を請け負う。
PANDA BLACKプロジェクトをWWFジャパンとコラボレーションを行い本格的に衣類を黒く染めて再生する事業をスタート
染め替えを本格的にデザインとして提案する事業スタート